2011年1月8日土曜日

肝臓 グリコーゲン貯蔵からブドウ糖への糖代謝

肝臓 グリコーゲン貯蔵からブドウ糖への糖代謝

 について

 グリコーゲンの貯蔵は肝臓で行われ、食べたものに含まれる栄養素を分解・吸収・

再合成することが代謝です。

 炭水化物を食べると、その中の糖質がブドウ糖の形で小腸から吸収されます。

そして門脈から肝臓に入り、ここでグリコーゲンに変えられて貯蔵されます。血糖値が

下がりそうなときには、グリコーゲンを分解して血液中に放出して、血糖値を維持します。

必要に応じて、再びブドウ糖に変えて血液中に出します。これが糖代謝です。

 肝硬変で肝細胞が減り、グリコーゲンの合成能力が激しく低下すると、この糖代謝に異常

が起こります。糖代謝が壊れると、血液中のブドウ糖の量を一定に保てなくなり、血糖値

が上がりっぱなしになってしまう。肝性糖尿病です。

 肝硬変などで、肝臓を悪くすると起こります。肝臓がんの症状はこれら代謝不全が

もたらすものもあります。肝臓病の食事は高たんぱく、高エネルギーが指導されます

が、糖尿病はバランスの良い低エネルギー食です。肝性糖尿病では糖尿病の食事が

優先されます。
 
 肝臓には糖代謝のほかに脂肪代謝・たんぱく質代謝などの代謝機能があります。

たんぱく質代謝がうまく働かなくなると、血液中の水分保持をするアルブミンが

減少し、体がむくみ、腹水がたまります。また、アンモニアなどのアミノ酸分解

産物が増加、脳に入り込み、肝性脳症を起こします。

 脂肪代謝がうまく働かなくなると、脂肪が肝臓にたまり、脂肪肝が起きます。

肝臓 グリコーゲン貯蔵からブドウ糖への糖代謝

 についてでした。

肝臓がん初期~末期症状 転移性肝臓がんに動注化学療法・動脈塞栓術

目      次 

肝硬変初期症状・肝硬変末期症状・肝臓がん症状

ALP(アルカリホスファターゼ)異常値の場合、胆道系疾患・肝障害・骨疾患・甲状腺機能高進症

肝臓がん 手術 名医 愛媛県

肝臓病の漢方療法

肝臓がん名医:肝動脈注入療法導入の病院 大阪市・京都市・兵庫県・埼玉県

肝臓がん名医:肝動脈注入療法導入の病院 東京都・横浜市・静岡市・愛知県

C型肝炎ウイルス HCV抗体検査とウイルス遺伝子の検査(HCV-RNA定性検査)

黄疸は肝臓病だけでなく貧血でも出る

ゲートタワーIGTクリニックの堀信一院長

B型急性肝炎の感染予防と初期症状

B型慢性肝炎と肝硬変

B型肝炎キャリア・C型肝炎キャリア

転移性肝臓がん・画像検査(CT・MRI)・腹腔鏡検査・肝生検

尿泡が多く、いつまでも消えない尿蛋白・糖尿・ビリルビン尿

B型肝炎予防接種


おっぱいでC型肝炎治療?ラクトフェリン

健診票の数値 GOT(AST) GPT(ALT)

エタノール注入療法(PEIT)と原発性肝臓がん

肝臓 グリコーゲン貯蔵からブドウ糖への糖代謝

肝硬変、肝臓がん末期症状と腹水・肝性脳症

肝臓がん 手術 名医 大分県 佐賀県

AST値,ALT値 肝機能検査

肝動脈塞栓術(TAE)

原発性の肝臓がんに肝動脈塞栓療法・転移性の肝臓がんは肝動脈注入化学療法

肝臓がん罹患率と死亡率 C型肝炎ウイルス(HCV)

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